Activity2010年度の活動内容

第18次友愛植林訪中団 第1期アモイ市同安区(2011年3月)
「2011・国際森林年」協力登録事業

平成23年3月2日(水)から5日(土)の期間、第18次友愛植林訪中団が中国に派遣された。
今回の植林実施地域は、福建省アモイ市同安区。
この地区は福建省の中心より南に位置するアモイ市の郊外にあたる地域である。
また、2011年が国連の定める「国際森林年」にあたっていることから、本事業を協力事業として登録、国産森林年の一環としても行われた植林活動である。
日中緑化交流基金もこの登録事業としての活動を歓迎している。

訪中団は、川手正一郎常務理事を団長に、福田八州雄評議員、栗原幸子さん(鳩山友愛塾修了生)と山嵜偉広さん(鳩山友愛塾修了生)、原俊子さんが参加、事務局から随行した羽中田元美事務局員で構成された。

3月2日、寒さの残る日本を後に、亜熱帯地域にあたるアモイ市へ。
スーツケースの中には、夏服を用意する。
アモイ市は福建省南部に位置し、中国五大経済特区でもあり、副省級市(自治が他の省、市とは際だって異なる程確立されている)にも指定されており、北京、上海とはまた違った活性振りをみせる豊かな市である。
しかし、中国の経済状況の常で、都市部と郊外部との経済格差は大きく、今回の植林地も、アモイ市中心部からバスで90分ほどの位置にあるが、現地での労働賃金は一日85元(約1140円)という状況である。
それでも他の省に比べれば格段に高給で、16次訪中で訪れた湖北省シキ県では一日45元(約610円)であった。
到着した日の午後、市内を見学、亜熱帯地域ならではのサボテン公園には、色とりどりのサボテンの花が咲いていた。
夜は、福建省、アモイ市双方の長を始め、関係各位が参加しての歓迎会が開催された。

第11次植林訪中で訪れた際、文化スポーツ年の事業として、けん玉ペインティング及び技能コンテストを開催、けん玉を紹介、披露したことから、以来けん玉を練習していたというアモイ市青年連合の人々から、こんなに上手になったと、けん玉の技の披露があるなど、和やかな交流の時が流れた。
けん玉を通じて、思い出や出来事を共有することが出来た。
本当に交流とは、こういう状況を言うのだと体感した。
最後に、当地の名産工芸品である、陶器で出来た見事な牡丹の飾り皿が川手団長に贈られた。

翌日、植林現場へ。
市街地を離れしばらくすると赤土のむき出しになった山肌が見えてきた。
大雨が降れば流土は免れない状態である。バスが止まり、ここが今回の植林地だと聞き、大いに納得した。
このままでは、環境破壊が進むことは間違いない。
赤土の山が緑に覆われる日を頭に描いて、一本一本苗を植えた。樹木は、現地で調達され、環境に適したモガシなどが選ばれていた。地元の学生も大勢参加し、川手団長の挨拶に、うなずきながら聞き入っていた。
「これからの中国の発展を信じて、そのためにも自然を大事にしましょう」との言葉に、大きな拍手が起こった。 舞台の横にも配された、国際森林年のロゴのポスターをかなりの枚数用意していたが、学生達から自分たちの活動の記念でもあるからとせがまれた。
全員には回らないので、順に手にして写真撮影を行った。
皆人なつっこい笑顔で、順に自分のカメラを取り出し、何度も顔ぶれを変えて記念撮影。
緑を介しての国際交流を実感した。
(羽中田記)

「2011・国際森林年」とは

2011年は、国連の定める「国際森林年」(International Year of Forests)です。
国連総会決議により、国際森林年では、現在・未来の世代のため、全てのタイプの森林の持続可能な森林経営、保全、持続可能な開発を強化することについて、あらゆるレベルでの認識を高めるよう努力すべきとされています。
また、国連は加盟国が国際森林年に関連した活動を促進することを奨励しており、我が国でも各地で様々な取組が行われる事が期待されています。(林野庁ホームページより)

「2011・国際森林年」の公式ホームページはこちら

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