Activity2011年度の活動内容

日中友愛書家交流会開催(2012年3月)

3月19日(月)友愛サロンにおいて、日中友愛書家交流会が開催された。これは中華全国青年連合会が主催した文化交流の一環として代表団が来日、日本の書家との文化交流を実現するもので、東京に於ける交流会を友愛主催で開催したのもである。(国際交流事業・交流会)

当日は、青海省文学芸術界連合会代表団一行13名が友愛サロンを訪れ、見事な作品を即興で仕上げた。

また、日本側の参加者は、在日中国人書家李文培先生を始め6名が参加、書と絵画を通じての文化交流となった。
友愛からは、鳩山邦夫理事長、川手正一郎常務理事、福田八州雄評議員が参加、代表団の腕前に感嘆の声をあげ、大いに感銘を受けた。

一行はこの後、富士山、京都などを見学、23日帰国の途についた。
中華全国青年連合会は、本協会が行う植林活動の折り、中国側カウンターパートとして交流を続けている中国政府の組織の一つである。

今回そのような縁から、友愛協会主催の文化交流会を開催して欲しいとの要請があり、それに応えるかたちで今回の日中友好書家交流会の開催となった。

18日に北京を発った代表団一行は、まず水戸を訪問、そこで水戸文化交流会を開催予定であったが、悪天候の影響で来日が遅れ、予定が遂行できず、日本に於ける作品の制作は、友愛書家交流会の場が初のお披露目である。

本協会が用意した大きな和紙を見て、早速製作意欲が湧いたのか、開催時刻より前に筆、絵の具を取り出し製作にかかるという。
ひとまず数種類の和紙の中から気に入った物を選んでいただき、準備して待機。
公務多忙の中、鳩山邦夫理事長が出席され、こういった機会が得られることは、大変喜ばしいと挨拶。

代表団団長馬有義先生(青海省文学芸術界連合会副主席)も挨拶に立ち、漢字文化を共有する両国の文化交流は、大いに意義のあることだと述べた。
代表団各人の簡単な挨拶の後、早速作品の制作に取り掛かる。75センチ×130センチの大きな和紙に、見事な筆さばきで文字が現れる。「友愛」「仁者愛人」「絆」など、正に共通の漢字文化は有り難い。
画家の方々は、絵の具を溶き、岩にかかる松、目出度いことの象徴である「牽牛花」などの絵を、次々と仕上げてゆく。

出来上がった作品には、各人が持参の落款を捺し、完成。友愛サロンは美術館のようになった。

在日の李先生に促され、川手常務理事が筆をとり「友」を、加えて李先生が「愛」を書き、日中友好の象徴「友愛」が生まれた。

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