川手正一郎常務理事 国家友誼賞受賞
人民大会堂での授賞式に出席
永年にわたる植林活動の努力が評価
平成29年9月29日、30日の両日、北京市にある「人民大会堂」に於いて、中国政府が授与する外国人への最高の栄誉である「国家友誼賞」の授与式、並びに記念式典、記念晩餐会が開催された。
永年に亘り中国に於ける植林活動」に携わって来た川手正一郎友愛常務理事は、2017年度の国家友誼賞を受賞した。
9月29日、午前中は受賞者全員が滞在するホテルに於いて、各人の専門分野からの意見発表が行われた。午後、川手常務理事は、人民大会堂での授賞式に参加、馬凱副総理より勲章と記念の盾を受けた。
翌日は、再び人民大会堂に於いて、李克強総理よりお祝いの言葉が述べられ、全員と記念撮影が行われた。その後、人民大会堂において、各国大使など大勢の来賓とともに、国慶節記念晩餐会が開催され、300名におよぶ大晩餐会で国際交流の時間が繰り広げられた。
記念撮影では、川手常務理事は最前列に位置し、李克強総理と握手を交わした。
【国家友誼賞受賞国】
アメリカ合衆国(13名)・イギリス(3名)・ドイツ(3名)フランス(3名)・ウクライナ(2名)・ベルギー(2名)・日本(2名)
以下各国一名 スイス・スウェーデン・スペイン・南アフリカ共和国・ロシア・マレーシア・キューバ・クロアチア・カナダ・オーストラリア・イタリア・エジプト・その他ドイツ及びアメリカ二重国籍)
20ヶ国・41名参加
各国からの受賞者は、厳重警備の行われている人民大会堂へ、ホテルから直接チャーターバスで移動。夫婦同伴が許されているため、同行の夫人は民族衣装などきらびやかな衣装に身を包み、晴れやかな笑顔でバスに乗り込んだ。夫人が受賞者の場合は、ご主人が同伴、笑顔で夫人をエスコートする姿が印象的だった。
中国政府友誼奨受賞にあたって
友愛 常務理事 川手 正一郎
此の度光栄にも中国政府友誼奨を受賞いたしました。
この賞は中国の発展に貢献した外国人に中国政府が授与する最高の名誉賞だそうです。今年は世界各国から50人が受賞し、そのうちの1人に私も選ばれました。
私の受賞理由は2001年からの植林活動に対し、中国政府が自然環境保護に貢献したとして顕彰したようです。
しかし、小生の植林活動は多くの皆様のご協力により実現したものであり、私がこの光栄に浴するのはなんとも面映く、僭越に思います。
振り返りますと2001年から今日まで28回の植林事業に携わりましたが、その都度中国の全青連の皆さんや日本の友愛のメンバーにご指導ご支援いただき、私はたまたま健康でチームの一員として参加できただけのように思います。
そんな経緯を考えますと、この受賞は全青連、友愛の皆さんの受賞であり、私はその代表として式典等、参加できたものと存じています。
また、この植林活動の原点は日本政府の小渕基金であり、小渕基金関係者にまずもって受賞の報告と御礼を申し上げる次第です。
また今日まで私の生活や健康を支えて下さった弊社の社員や友人知人の方々にも改めて感謝申し上げたいと存じます。
授賞式の模様について若干記しますと、9月29日午後、人民大会堂で馬副総理が出席され、1人1人に直接表彰状と勲章を手渡され、記念撮影を行いました。
9月30日は16時50分から同人民大会堂の広間で李克強総理と全員の記念撮影があり、最前列の出席者だけが李克強総理と2人の副総理に対面し、握手しました。私も最前列でしたので、その恩恵に与りました。その後李克強総理は全員を前にしておよそ10分挨拶し、式典を終了しました。
続いて17時30分から同大会堂での国慶節晩餐会に招待されました。この席は8人掛の丸テーブルが300席あるそうで、習主席、李総理ご列席のもと世界各国の招待者とともに生まれて初めての大宴会を体験し、中国の底力に触れた感じでした。
私にとって植林とは、人の心と心を繋ぐ絆であり、緑は人に幸せと平和を齎すシンボルです。国と国には国境がありますが人の心に国境はありません。来年も中国の皆さんとともに植林できますよう念願します。
中国政府友誼奨受賞にあたり、お世話になりましたすべての皆様に厚く御礼申し上げます。
- 人民大会堂で、受賞者が一堂に会し、李克強総理を囲んで記念撮影を行った。政府からは、立派な箱入りの写真が即日届けられた
- 李克強総理と最前列の受賞者は、李克強総理と握手を交わし、それぞれ記念撮影を行った
- 9月29日に開催された受賞者による意見発表会
- 人民大会堂の一室にて
- 川手正一郎常務理事
- 授賞式・晩餐会の招待状
- 授与された国家友誼賞の勲章
- 授与された国家友誼賞の勲章
- 友誼賞の記念盾。重厚な木製で金色のプレートに英文
- 授賞式・晩餐会の招待状