Activity2019年度の活動内容

派遣員が勢揃い 未来の友愛への第一歩となれ!

オーストリアへ中国へ友愛を代表して行って来ました
国際交流事業の一環として、派遣員が一堂に会し意見交換

公益財団法人友愛が、国際交流事業の一環として行っているOEJAB(エヤップ)への学生派遣事業及び中国で開催されたアジアアフリカユースフェスティバルへの派遣事業など、次世代を担う若者に、国際感覚を養い、友愛の理念を体感する機会を提供するため実施している派遣事業の経験者が一堂に会し、意見交換を行った。
前回の派遣員は既に社会人になっている者も混じる。鳩山由紀夫理事長を囲んで、楽しく有意義な時間を過ごした。

若者たちの友愛同窓会開催!
理事 西川伸起

2019年11月9日(土)、2017年度エヤップ派遣員5名、2019年度エヤップ派遣員6名、中国アジアアフリカフェスティバル派遣員2名の13名が友愛サロンに集合し、「鳩山理事長を囲む友愛同窓会(仮称)」が開催された。
当日は鳩山理事長の若き同窓生への期待と、自らの友愛によせる気持ちを熱く語る挨拶に始まり、お忙しい中出席下さった谷藤悦史評議員から友愛の過去の秘話の数々の紹介と乾杯のご発声を、戸澤英典評議員からはカレルギー伯と自らの研究の関わりや、2017年度エヤップ派遣での現地裏話などについてお話しをいただいた。

場が和んだところで、同窓生一人一人からの自己紹介・近況報告がありました。
すでに社会人となり、あるいは学生も既に医学部4年生となっている2017年度派遣の5名からは、今の自分の日々の業務活動や研究活動について力強い報告がありました。
また2019年度派遣の8名からは、オーストリアあるいは中国での感動さめやらぬ様々な出会いの思い出とともに、今後の自分の行動に活かしていくための力強い決意が語られました。
後半の理事長とのツーショット写真撮影タイムでは、同窓生が相互にペアを組んで互いのスマートフォンのカメラマンになりあうなど、仏教の「三尺三寸箸の説話」(※註参照)のような時間が繰り広げられていました。
最後に理事長よりこの同窓会の継続への期待表明と共に、同窓会にいい名前をつけてくださいという宿題が出て中締めとなりました。
しかしながら、中締めと言いつつも、名古屋や仙台から遠路はるばる出席したものもいる中、旧交を温め合う宴は夜遅くまで、いつ果てるともなく続いたとのことです。
これもまた、現在開設中の「論語に学ぶ友愛」で安岡定子先生が言われていた「『朋有り、遠方より来る、亦楽しからずや。』の朋とは、同じ先生についた、同じ苦労を共にした人のことです。」というご説明を彷彿とさせる時間が流れたのでした。

エピローグ
さらにさらに、年末には2019年度派遣員の同窓生で、軽井沢は友愛山荘に集い、さらに絆を深めたとのこと。頼もしい限りです。

※註:地獄と極楽で使われているという三尺三寸(約1メートル)の箸。
この箸では自分の口に食べ物を運ぶことはできないが、相手に食べさせることはできる。地獄では欲が先立ち自分が食べようとして結局食べられない。極楽では、互いに相手に食べさせているという。
利己ではなく利他を説く説話。

友愛 活動詳細
のトップに戻る