OJABより派遣員来日
~広島副市長と面談、京都・宮島など日本の文化を堪能(2010年11月)
日本友愛青年協会の掲げる三大公益事業の1つに、国際交流がある。
受入、派遣、とかたちは様々だが毎年確実に実施される、重要な事業である。
本年度も姉妹団体であるオーストリア勤労青年連盟(OJAB)より、2名の派遣員の受け入を実施した。
2人は11月12日(金)~17日(水)の予定で来日、京都、広島を訪問、充実の6日間を精力的にこなし、笑顔で帰国した。
この国際交流受け入れ事業は、井上和子副理事長の、受け入れ事業にメッセージ性を取り入れたいとの意向が反映され、昨年度より特に広島訪問を軸に事業が実施されている。
それには、「友愛」創設者鳩山一郎先生の、理念の1つであった「核廃絶」に焦点を当て、来日派遣員に「広島」の実態を知っていただくことが、当協会の発信するメッセージになるのではとの考えから実施されている。
今回来日したのは、それぞれOJAB直営の宿泊施設(オーストリア国内)の管理責任者として勤務しているハラルド・ポックル氏とユルゲン・フィガール氏、長旅の疲れもみせず、協会役員との懇親食事会に出席後、京都に向かった。
京都では、鳩山友愛塾第2期修了生、苗代彩夏さんと、春日亮祐さんが、得意の英語力を活かして、案内役として同行してくれた。
広島では、鳩山友愛塾第1期修了生の森本真治広島市会議員が案内役を引き受けてくださった。
世界遺産「宮島」も見学できた。
また、広島市庁を訪問、豊田麻子副市長の歓迎を受け、平和についての意見交換も行われた。
広島平和記念公園にある原爆資料館の見学を終えた派遣員2人は、衝撃を受けた、戦争は絶対にいけないと感想を述べ「帰国後必ず人々に、子供達に伝えたい」と語っていた。
森本真治広島市会議員の手配で、在広島市の外国人が参加、友人の家で国際交流パーティも開催された。
- 原爆ドーム前にて。「原爆の悲惨さを必ず人々に伝えます」と、2人は異口同音に語った
- 世界遺産の宮島を訪ねる。「平家に非ずんば人に非ず」の意味を理解するのに一苦労
- 紅葉のなかに浮かぶ金閣寺を見学。本当にゴールドの建物があるとは思っていなかったと驚きを 左:苗代彩夏さん、右:春日亮祐さん
- 広島市庁舎を訪問。広島市豊田麻子副市長(写真前列中央)と会談
- オーストリア、中国、韓国、日本と世界が一つになってわいわい楽しく交流。森本市議の見事な手配