2015年1月 中華全国青年連合会訪日団一行来訪
鳩山会館を熱心に見学・次年度事業への意気込みを!
1月30日から2月4日まで6日間の予定で、中華全国青年連合会の王慶副秘書長を団長に5名の方々が来日した。
友愛と中華全国青年連合会は中国国際青年交流中心を窓口に、植林活動を始め多くの国際交流事業を実施し、永年に亘る友好関係を築いている。本年度も植林活動(遼寧省錦州市・山西省臨汾市)を始め「友愛国際写真コンクール」の開催、北京理工大学に於ける講演会など多くの事業を共同して手がけてきた。
次年度も同様の事業を実施予定だが、それぞれの事業を更に充実させ、実り多きものにするため、年度替わり、事業計画作成を前に、実施内容の確認と検討のための訪日である。2月3日(火)には鳩山会館を訪問、熱心に見学し友愛活動の原点にふれるなど、積極的な活動を行った。
また、鳩山由紀夫理事長、川手正一郎常務理事と、懇親昼食会に臨み、楽しく友好的な交流のなかにも、闊達な意見交換が行われ、次年度の事業実施への意欲を示した。
植林活動を通じての交流
友愛は、日中緑化交流基金の認定、助成を受け、平成12年から15年間に亘り、中国に於ける植林活動を続けている。
訪中団の派遣も次回は第26次となる。
日中緑化交流基金は、これまで約6万5千ヘクタール(東京都23区の面積は約6万2千ヘクタール)の植林を行い、日中友好、環境保全に貢献している。
ちなみに、友愛が担当して行った植林地の面積は、3千3百ヘクタール強に及び、文京区、千代田区、中央区の面積に匹敵する。
この間、中国側カウンターパートとして、植林地に赴き、中国国内の業務を行っていたのは、第1次から今日に至るまで全て中華全国青年連合会(現在は同組織内の中国国際青年交流中心が窓口となっている)である。
その永年に亘る友好関係は、植林活動開始以前からも保たれており、「友愛青年訪中」など、歴史的にも列挙に暇がない。
新たな事業を通じて
昨年11月、北京で開催された「友愛国際写真コンクール」表彰式の折りには、中華全国青年連合会と友愛との交流の歴史がビデオで紹介され、改めて双方の歴史を認識した。 (『友愛』第533号既報)
一行は、今回の来日のもう一つの目的である、中国青年起業家を育てるプロジェクト達成のため、日本の企業を訪問し、精力的な活動を行った。
2月3日には鳩山会館を訪問、鳩山由紀夫理事長と共に館内を見学した。
その後九段下グランドパレスホテルに移動し、懇親昼食会に臨んだ。
昼食会の席上、鳩山由紀夫理事長は、昨年の植林訪中で、継続は力なりということを強く感じた。
これからも中華全国青年連合会と力を合わせて、日中友好のための事業を進めて行きたいと挨拶した。
食事を摂りながらの友好的且つ積極的な話し合いの結果、次年度も今年度同様の事業を行い、交流が続けられることが確認された。
【訪日団の方々】
王慶副秘書長、羊強振課長、姚戈董事長、周雲香理事、岩野莉団員
- 鳩山会館にて 鳩山一郎先生の書「貴為和」の前で、鳩山由紀夫理事長を囲んで記念撮影
- 鳩山会館の展示室は、とても興味深いと熱心に見学。長田支配人の説明に耳を傾けていた
- 空は晴れ渡り、暖かい陽ざしが注いでいた。美しい、素晴らしいを連発する一行の望みでこの位置
- 鳩山由紀夫理事長、川手正一郎常務理事と懇親昼食会の席が設けられた。皆で友好を願って乾杯
- 王代表との懇談は、有意義に行われた。皆熱心に今後の友好活動について意見を述べた