シンポジウム「友愛サロン」開催
中国・韓国・ロシア・日本の学生が一堂に
鳩山理事長の問いかけた「環境問題」に活発な議論展開
4月15日(日)、北京の二十一世紀飯店において、シンポジウム「友愛サロン」が開催された。
これは北京で大学に通う各国の学生を集めて行われたもので、中国、韓国、ロシア、日本の大学生約30名が参加した。
中国国際交流センターの洪桂梅主任の呼びかけもあって、急遽開催されたにもかかわらず、多くの学生が参加、活発な意見交換が展開された。
冒頭鳩山由紀夫理事長は「今日は私が話をするより、若い皆さんの意見を、私が拝聴する方が良いと思います。是非意見を聞かせてください」と学生達に呼びかけ、テーマとして「北極の氷の融解を含め地球温暖化など環境問題」を掲げた。
ゴミ処理、自然保護、それに伴う各国の取り組みなど、意見が述べられた。また、これらの問題の解決のため、学生による「起業」に対する支援、援助などの仕組みが欲しいとの要望も上がり、熱のこもった議論が交わされた。
ロシアの学生ブリャコフ・ダニエルさんが流暢な日本語で発言した次の言葉が印象的だった。「私は外交官になると思います。どこの国に派遣されても必ず行った先で友愛の理念を伝えたいと考えています」。鳩山理事長始め参加者が、惜しみない拍手を贈った。
- 参加者全員で記念撮影。日本、中国、韓国、ロシア、友愛理念のもと、若者同志の交流発展に期待
- 友愛サロンは、中国式お茶のおもてなしから始まった。写真最前列左端は、センターの洪桂梅主任
- 友愛の理念を広く伝えたいと発表。ロシアグループのブリャコブ・ダニエルさん
- 韓国の学生グループ。環境問題に関して、積極的に発言していた。写真左端はセンターの王希宏部長
- 中国学生代表のグループ。鳩山理事長は研究本も発行される程の人気ですと話していた