小論文コンテスト表彰式・講演会開催
川手最高顧問も心を込めてスピーチ
第一位を初の男子学生受賞
『私にとって友愛とは』全作品掲載
2019年12月10日(火)北京語言大学講堂において、「私にとって友愛とは」小論文コンテストの表彰式及び「友愛」をテーマにした講演会が開催された。会場には満席状態に学生が集い、鳩山由紀夫理事長、川手正一郎最高顧問の講演に聞き入っていた。
「私にとって友愛とは」小論文コンテストは、今回が4回目の開催で、対象となる北京語言大学日本語学科の学生(2年生~4年生)から寄せられた小論文を、友愛の外部有識者による選考委員会、北京語言大学教授陣等によって採点し、上位3位までには、奨学金として賞金が授与される。今回は、3位入賞者が4名に増えるなど、力作が揃い、審査員を悩ませた。
今回1位の栄に輝いたのは3年生の任耐安さん。4回目にして初めて男子学生が1位を獲得した。
任耐安さんは、見事な日本語で、1位受賞の喜びをスピーチし、改めてその論旨の確かさ、日本語の見事さを披露した。会場には日本から参加した学生3名も参加しており、口々に中国の大学生の学ぶ姿勢に「見習わなくては」と刺激を受けていた。本コンテストは、今後も継続して実施され、次々年度は、また新たな大学が対象校となる。
- 小論文コンテスト 全作品「私にとって友愛とは」
皆さんの論文を拝読し、感動しました。今後も日本語を、友愛を学んでくださいと鳩山由紀夫理事長
これが皆さんに向けての最後の講演となります。と感無量の面持ちで。川手正一郎最高顧問
日本語で書かれた賞状と賞金・記念品が授与された。一位の任耐安さん(左)も嬉しそう
上堂薗遼さん(左)成田葵さん(中)吉田大志さん(右)日本から同行の学生も楽しく参加
会場を埋め尽くした学生たち。鳩山理事長の講演の後、活発な質問も寄せられた。毎年これ程多くの学生が日本語を学んでいる事を考えたい