日本初の、インターネットで授業を受ける四年生大学「サイバー大学」学長、吉村作治先生が、自らその理念を語られました。
「サイバー」は古代エジプトでも使われていた言葉で、人間社会が創造する世界の意とか。考古学を通じて、現代社会における文明を創造したいという吉村学長の想いがこめられているようです。
二十世紀、そして二十一世紀における驚異的な発見をされた吉村先生は、貴重なスライド資料を、豊富に用意してくださり、塾生の目にも衝撃をあたえました。
さりげなく、飄々とご自身の活動の経緯を語る吉村先生ですが、芯に秘めている哲学的理念のゆるぎなさが言葉の端はしに窺えて、正にアカデミックな講義でありました。