「ドングリ」「鎮守の森」、この懐かしい響きをもつ二つの言葉が、宮脇教授の講義のキーワードです。
82歳とは思えない迫力で、自然を守る大切さを訴えます。
宮脇教授の論旨は、自然を守ることと同時に、自然(森)を作ろうという実践に基づいた主張に特徴があります。
ドイツ国立植生図研究所で潜在自然植生理論を学ばれた教授が見つけた、日本の風土、自然環境に適う植物は「ドングリ」のなる木。(クヌギ・シイ・ナラ・カシワなど
)
そして、そのドングリを自然の中で拾い、苗木として育て、日本中で植林活動を実践されています。
その迫力に聞き入る塾生もびっくり!
「一本の木が三本集まれば森です。皆さん、家の周りに一本でもいい、木を植えましょう」との呼びかけに、皆大きく頷いていました。