鳩山邦夫塾長代行が敬愛してやまない月尾教授が、第二期最後の講義を受け持ってくださいました。
「地球誕生を一月一日として現在までを一年に置き換えて考えてみると、人類の誕生は何月何日あたりだとおもいますか?」と、壮大な換算が問題でした。
答えは、大晦日の除夜の鐘が鳴る寸前。
そこからいかに人類が、地球を「食いつぶしてきたか」の解説が始まりました。
「緑の地球、水が豊富な地球、太陽系のなかで、恵まれた環境にあって人類の誕生を迎えられた地球が、その人類によって体力を弱められているのです」はっきりとした口調で、論理的に、客観的に語る月尾先生の言葉に、塾生は頷きながら聞き入っています。
実は大冒険家でもある月尾教授、南米の最南端をカヌーで航海し、栄誉称号をお持ちです。
そんな月尾教授だからこそわかる地球の痛み、塾生の胸に響いていました。