平成21年度 入塾式

4月7日、文京区音羽の鳩山会館に於いて、鳩山友愛塾第二期生の入塾式が執り行われ、第二期生29名に井上和子塾長より塾生証並びにバッジが手渡された。

井上和子塾長挨拶

井上和子塾長皆さん、鳩山友愛塾、ご入塾おめでとうございます。
満開の桜も、桜吹雪で皆さんを歓迎しているように感じられます。
鳩山友愛塾は、弟二人の長年の夢であり、第一期では、忙しい中熱心に講義をしてくれました。

他の講師の先生方も、溢れるような知識の中から、鳩山友愛塾の塾生に、これだけは伝えたいという熱いメッセージを送ってくださっており、今年も期待に応えてくださるものと確信しております。

ある講演会の折り、アジア・アフリカの子供たちに教育を贈るエスナック教育里親グループの代表をしておられるシスター藤田から伺ったお話です。
エチオピアで象皮病の予防のため子供たちに運動靴をプレゼントした折りのこと、沢山用意した運動靴も子供の数の多さにまるで足りず、当然のことながら、靴をもらえた子と、もらえなかった子ができました。
新しい運動靴をもらって履いている子と裸足の子が駆け寄って来て、シスター藤田は一瞬身構えたそうです。
「僕も靴が欲しい」といわれると思ったからです。
ところが子供たちは、「僕の友達にこんなにすてきな靴をプレゼントしてくれてどうもありがとう」。「ありがとう」、「ありがとう」と、口々に感謝の言葉を口にしたのだそうです。
本当に嬉しそうで、友達にいいことがあったのを、心から喜んでいたそうです。
シスター藤田のこのお話は、私にとって衝撃的でした。

こんなにも気高い心を持った子供たちの存在に、涙が出る程感動しました。
これが人間の本来の姿だとすれば、「友愛」は、人間の本来の姿だと思いました。
人間が本来の姿に立ち返ればいいのだとすれば、友愛社会の実現もそんなに難しいものではないかもしれないとも思いました。

この一年間、皆さんは、友愛についても学ぶことになります。
友愛の思想は奥が深くて、実は私もまだ学習中なので、皆さんとともに学んでいくつもりです。
先月3月10日に、皆さんの先輩、第一期生が全員そろって、めでたく卒塾されました。
一年という短い期間でしたが、自らを高める努力を惜しまない、素晴らしい塾生方でした。
一期生の皆さんは、後輩たちと交流を持つことを楽しみに待っておられますので、皆さんも積極的にコミュニケーションをとって、鳩山友愛塾をもり立てていただきたいと願っております。

式典の様子式典の様子

鳩山由紀夫塾長代行挨拶  

鳩山由紀夫塾長代行ようこそ鳩山友愛塾へ入塾、おめでとうございます。
それぞれ、どんな思いで「友愛」ということを皆様方のお気持ちの中に、心に宿しながら来られたのか。
多分、皆さん千差万別だと思います。それでいいと思います。

鳩山友愛塾は、政治家を育てるということが目的ではありません。
それぞれのお仕事の中で、友愛という気持ちを、精神を、ぜひ宿していただいて、それを人生で役立たせていただければ、こんなに嬉しいことはありません。
弟の邦夫が公務のため出席出来ないことはとても残念で、兄の私からお詫び申し上げます。
しかし、私たち兄弟三人は、友愛という思い、これを祖父・一郎から一番ありがたい財産を譲り受けたんだ、その思いを、それぞれの立場から皆様方に、私たちも学びながらお教えさせていただくということを行っていきたいと思っております。

私も一年目は、「友愛とは何か」ということを、自分なりにひも解いてみました。
それをまた今年も、皆様方にお伝えします。
むしろ学ぶことの方が多いのではないかと思います。 原点の鳩山一郎の友愛。

1956年、もう体が悪くて、生きて帰ってこられるかわからない、といわれながら、日ソ交渉共同宣言のためにモスクワに赴きました。
行く前に、友愛青年同志会という、こちらの先輩方が、最初からのメンバーですが、彼らを前にして、「自分はこれからモスクワに赴く。まだシベリアに抑留されている多くの日本人に、生きて故郷の土を踏ませてやることが大切なんだ。領土は逃げない。しかし、人の命は限りがある」と話をしたそうです。
領土問題の解決は果たせませんでしたが、祖父の気持ちは、抑留された方々を無事に帰還させることができたという喜びでいっぱいではなかったかとも思っております。
大切なことをしてくれた祖父だなと、私はそのことを常に友愛の原点だと思っています。
皆さん、大いに学んでください。
学びましょう。ありがとうございました。


宣誓を読み上げる苗代彩夏さん続いて二期生代表苗代彩夏さんが「解らないことが沢山あります。一生懸命勉強します」と初々しく宣誓を読み上げ、式典は終了した。

その後階下に会場を移し、川手塾長補佐の乾杯で懇親会となった。
初めて出会ったとは思えないほどうち解けて語り合う二期生。「友愛」のもと、和やかな笑い声が溢れた。
時間となり、これからの講義への期待と意気込みを胸に、美しい夜桜のもと、三々五々帰途についた。



懇親会の様子集合写真
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